学生時代が「充実していた」人が多い

日本コカ・コーラはこのほど、「"遊び"に関する調査」の結果を発表した。同調査は2段階に分け実施されたアンケート調査のデータを集計分析したもの。

1段階目の調査としては4月16日~17日、中高生の子どもを持つ全国の母親を対象として「中高生の子どもに将来就いてほしい職業、および成長するにあたって身につけてほしい能力」等についてのアンケート調査を実施。500名から回答を得た。

2段階目の調査では、1段階目の調査で、母が子どもに就いてほしい職業としてあげた上位10位の職業従事者(1位:公務員、2位:技術系会社員、3位:事務系会社員、4位:薬剤師、5位:エンジニア、6位:理学療法士・臨床検査技師・歯科助手、7位:大学教授・研究者、8位:医師や看護師以外の医療・福祉、9位:教員、同9位:医師)で、20代~40代の男女を対象に4月26日~5月1日にかけ実施。450名から回答を得た。

母親の理想の職に就いた人は、充実の学生生活を送った人が多い

進学に直結する中高生時代も過半数が「よく遊んだ」

母親が理想とする職業に就いている人の「学生時代の充実度」を聞いたところ、小学生時代は76.0%、中学生時代は62.5%、高校生時代は66.5%、大学生時代は75.1%がそれぞれ「充実していた」と答えた。

また「学生時代に"遊び"が充実していたか」を聞いたところ、小学生時代「よく遊んだ(遊びが充実していた)」と回答した人は78.9%。同様に、中学生時代は54.2%、高校生時代は57.1%、大学生時代は73.1%が「よく遊んだ」との結果となった。

学生時代の遊びは、大人になっても「役に立つ」

遊びが「役に立った」人が過半数

母親調査では、子どもに身につけてほしい能力として、協調性や社交性などの「コミュニケーション力」、発想力や課題設定力、表現力などの「創造力」、忍耐力や運動神経などの「コントロール力」、集中力や考察力などの「理解力」、思いやりや感受性などの「五感力」があがった。

そこで、母親が理想とする職業に従事している人たちに「学生時代の"遊び"がこれらの能力習得に役に立ったと思うか」を聞いたところ、小学生時代~大学生時代のすべてにおいて、「役に立った」との答えが過半数となった。

学生時代の遊びが、大人になってからの人生満足度に影響

学生時代によく遊んだ人は、人生の満足度が高い

「現在の生活の充実度や満足度」を聞き、中高時代の"遊び"の充実度の関係性を調査したところ、学生時代によく遊んだ人ほど、現在の人生を「充実している」と感じていることがわかった(中学生時代によく遊んだ人:75.0%、遊んでいない人:66.0%。高校生時代によく遊んだ人:78.6%、遊んでいない人:60.6%)。同様に「現在の人生への満足度」についても聞いたところ、同傾向の結果が出た。また、学生時代によく遊んだ人は、現在の友人の人数もあきらかに多かった。調査の詳細は「日本コカ・コーラのニュースリリース」で閲覧できる。