熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「大島美幸、ただいま絶賛ダイエット中!」【スッキリ】

24時間テレビのチャリティーマラソンランナーに決まった大島。ランニングをはじめたが、極端なスローペースで、伴走した村上知子に「歩いたほうが早いんじゃないの?」と突っ込まれてしまう。大島が走るのをやめて歩くと、「あっ、ホントだ!」と苦笑い。さらに、大島が「今、何分(走った)?」と尋ねると、コーチが「まだ2分」とボヤく。ホントかウソか、微妙なラインなのが、例年のランナーより面白い。

完走するためにはダイエットが絶対条件だけに、「加藤さん、テリーさん、助けて~」と泣きごとばかりの大島。しかし、けっきょく最後は「絶対やせます!」と宣言。このやり取りが8月まで続きそうだ。

●「葛藤する新社会人、家入レオの感動秘話」【スッキリ】

この春、高校を卒業して社会人になった家入。同番組は彼女をデビューから推しまくっているが、この日も新曲を生披露した。そのまっすぐすぎるトークも、家入の魅力。「これまでいろいろな体験を詞に反映できた」「(社会人になって)詞に対して責任のようなものを感じる」「甘えが許されないと感じるようになった。自分が大人になれているのか不安」とピュアなコメントを連発する。

さらに、父親の話になると表情が一変。もともと家入は、音楽の道に進むことを反対されていたため、勘当同然で単身上京し、親とも疎遠になってしまっていたのだ。しかし、テレビに出る娘を見た父が、ただひと言「がんばれ」というメールを送ってきたという。

あらためて「音楽一本でやっていきたい!」と宣言する家入に、「感性がいいから、生きていて傷つくこともあるんじゃないの?」と投げかけるテリー伊藤。明らかに彼女は、そういう想いを歌詞にぶつけているのに白々しい。

●「矢口真里に新疑惑。元カレも家に連れ込もうとした」【とくダネ】

矢口はレギュラー番組を休み続けているが、騒動は一向に収まらない。それどころか、さらなる新疑惑が浮かび上がった。何と、元カレの俳優をキラキラ絵文字つきのメールで、ダンナ不在の自宅へ誘っていたという。元カレは不倫関係を恐れて断ったらしいが、これがホントなら、もはや弁解不能。スポンサー筋からの総スカン必至だ。

小倉智昭は、「先週のもだけど、これって3人しか知らないことでしょ? ネタ元は誰なの?」とナナメ目線。これに前田忠明が「2人(矢口と中村昌也)がそれぞれ周囲の人に相談しているからかもしれない。でも私は中村さん本人がリークしているかもしれないと思っている」と勝手すぎる推測を披露。この状況で中村を叩くとは、空気が読めないのか?! さらに、「部屋に浮気の証拠や残骸があったかもしれない。タイミングが来たら(中村が)しゃべるのではないか」と続けた。朝の番組で“浮気の残骸”って!

「浮気は一度だけではない。浮気相手は矢口を『オレの彼女』と紹介していた」などの証言もあり、鉢合わせも怪しんだ中村が確信的に行ったという説も。まだまだ続報がありそうだ。

●「中村獅童、竹内結子との離婚から7年。再婚を語る」【とくダネ】

11歳年下の女性と交際宣言していた獅童。リポーターから話を振られると、「まあ、普通に」と順調さをうかがわせ、「謎に包んでおきたいけど、どうせバレるから」と苦笑い。交際相手は、元読者モデルで現在はOLだけに、そっとしておいて欲しいのだろう。交際報道から2年が過ぎただけに、そろそろ結婚してもいいころだが、「すぐにはないですよ。(中村)勘三郎兄さんの喪が明けるまではありません」と断言。

歌舞伎ファンのリポーター・武藤まき子は、「獅童さんは結婚が決まったら、『とくダネ』に最初に教えると約束してくれた!」とニンマリ。知りたい人はそれほどいない気が……。

●「“指原様”のイジリにマリコ様のプライドがチラリ」【PON!】

パチスロ機の発表会見に現れたAKBのメンバーたち。 話題はすぐに、第5回選抜総選挙の話となり、速報値1位の指原莉乃は、「どこまで下げ止まれるか」と謙虚な姿勢を見せつつ、「今年は自分に10票入れたい」と意欲を見せた。そんな指原を見て、「さしこではなく、これからは“指原さま”って呼びたい」と意地悪にイジる篠田麻里子。さらに、大島優子らも「指原様」を連発してからかう。指原は「やめてくださいよ~」と困っていたが、「1位になったら何をしたい?」と聞かれると、「世界征服!」と答えるなど、けっきょく乗っかってしまう。この1年で切り返しが洗練されまくりだ。

しかし、スタジオの篠田は、「(速報値は)まだ1日ですから。(目標は? と聞かれて)秘密です。フフッ」とホンネをポロリ。プライドをのぞかせた。

●「佐藤健、外国人記者たちに見事な英語を披露!」【ミヤネ】

一昨日、橋下徹代表の謝罪会見で緊迫したムードだった『日本外国特派員協会』。海外メディアが集まるこの場に佐藤が現れた。ただ、その目的は謝罪ではなく、主演映画『リアル』の試写会イベント。しかも、佐藤は予想に反し、見事な英語を披露して、外国人記者たちの心をつかんでしまった。ブレイクダンス、野球、楽器など、何かにつけ器用な人だ。さらに、事務所の先輩・福山雅治の映画『そして父になる』がカンヌ映画祭で審査員賞を獲ったばかりであることを受け、「後に続きたい」とさわやかに意気込みを語る。さらに英語を磨いて、「目指すはハリウッド」かも。

スタジオでは、以前ゴジラも同所で映画会見を開いたことを聞いた宮根が、「ナメてんのかい!」と大爆笑。いつか宮根もここで会見するかもしれない。その肩書きは、司会者ではなく、役者や政治家かも。

●「黒柳徹子、79歳。結婚相手を大募集!」【とくダネ】

『徹子の部屋』のホストが、この日はインタビューを受ける側に。いきなり聞き手の笠井アナにごぼう茶をすすめ、セーラー服のコスプレ写真や、ピンクのデコ携帯電話を見せるなど、徹子節全開だ。

NHKのテレビ専属女優第一号だった徹子。当初はその独特な存在感やおしゃべりが、「脇役としては邪魔と言われ続けていた」らしい。しかし、同年代の仲間はほとんど現場にいないのに、今もテレビだけでなく、舞台にも立っているのだからスゴイ。その後、話題が徹子のマシンガントークになると、「私ものすごく息継ぎがうまいんですよ。これ言いながらもう吸ってるし、自分でも天才的だと思う」と自画自賛。さらに、「夜の10時から2時までものすごく成長ホルモンが出ると聞いたので、どんなことがあっても寝る」と79歳の今も成長を信じてやまないのだ。

そして、禁断の結婚については、「結納まで行ったこともある。本当にいい人だったけど、離婚した人から、『1カ所でも気に入らないところがあるならやめたほうがいい』と言われて。仕事辞めてもいいと思ったけど、歩き方が気に入らなかった」とぶっちゃける。続けて、「チャンスがあったら結婚したい。だって雷が鳴ったり、怖いときがあるじゃないですか」と乙女心をチラリ。最後に「同い年くらいの人だとすぐ介護になっちゃうから、20~30歳は若い人でないと」と猛アピールして終了。けっきょく徹子はどこでもマシンガン。

●「こじはるがジャージで外食? 倉持明日香が暴露」【PON!】

ソロシングルのPRでゲスト出演した倉持明日香と、レギュラーの小嶋陽菜が、生トーク。

いきなり倉持が「この前、陽菜ちゃんとご飯に行って、ジャージで来たんですよ」と暴露すると、「エッ、行った?」としらばっくれる小嶋。「和食屋さんだったんですけど、ジャージにキャップで」と倉持が追及すると小嶋は、「いったん寝ようと思ってたから」と苦しい言い訳。さらに、倉持が「(小嶋の)誕生日をお祝いしたかったから、絶対来て欲しかったんですよ」と話すと小嶋は苦笑い。AKBのビューティー担当であり、かつて元ヤン疑惑もあっただけにうまく返せないのか。あわてて倉持は、「でもすごくいいにおいがしたので、やっぱ女だなと」とフォローしていたが、もう遅い。本来ならレギュラーの小嶋がゲストの倉持をイジるべきなのだが。

●「矢口真里と中村昌也の離婚が成立! 慰謝料は?」【スッキリ】

別居から3カ月、不倫報道からわずか10日足らず。両所属事務所の連名で「この度、中村昌也と矢口真里は5月30日都内の区役所に離婚届を提出しましたことをご報告させていただきます」「二人で何度も話し合いましたが、お互いの将来を見据えて別々の道を歩んでいこうという結論に至りました」と離婚を発表した。

井上公造は、「中村くんの耳に『矢口さんと男性モデルの関係があやしい』という情報が入っていた可能性が極めて高い」「慰謝料は矢口さんが払うという形で話がついている。500万円から1000万円の間」と独自情報を明かす。ただ、「今年の1月も中村くんは矢口さんとの関係に自信を持っていた。大阪の舞台をわざわざ見に来てもらっていたくらいだから」とウラ話を披露。つまり鉢合わせの1カ月前までは、ラブラブだったということか。

一方、テリー伊藤は、「これ以上長引かせると、週刊誌とかでヤバイ話がどんどん出ちゃうし、そうなると矢口だけでなく、中村さんにもさらに悪影響が出る。こういう結論しかないですよね」とうなずく。ただ、「矢口は『浮気は別腹』みたいな男の部分があったのかな」とチクリ。

離婚でいったんの決着がついた矢口の連れ込み浮気騒動。ただ、2人とも芸能活動を続けるだけに、芸能マスコミは追いかけ続けるし、熱愛や再婚のときは今回の報道を蒸し返されるだろう。それどころか、しばらくしたら浮気相手の梅田賢三が出てきて、「実は本気でした」と会見。あるいは、「暴露本を出版」なんてオチがあっても驚かない。


今週のワイドショーは、まさに矢口一色。その影響で『モーニング娘。』時代の同期・保田圭の入籍報道は、アッサリ流れてしまった。非モテキャラからイケメン実業家との大逆転婚であり、入籍当日に『笑っていいとも!』に生出演するなどプチブレイクのチャンスだっただけに、その心中はいかに。ちなみに、矢口の結婚式でブーケをもらったのは保田。今となっては縁起が悪そうだ。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など