楽天は29日、同社運営のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」、総合旅行予約サイト「楽天トラベル」の宿泊施設の協力を得て、災害発生時に備えるネットワーク「楽天ぼうさいネット」を開始した。

楽天ぼうさいネットは、楽天本社、支社16拠点と「楽天市場」の店舗90社、「楽天トラベル」の宿泊施設220社など"楽天"のネットワークを駆使して、災害時の情報や物資の提供を目指すプロジェクト。

同社では、7月以降を目処に緊急避難宿泊、炊き出し、風呂開放などのスペース提供など、支援情報を発信できるポータルを目指す。情報発信ツールとして「楽天ブログ」を用いることで、情報をリアルタイムに配信する仕組みが簡単に作成できるとしている。

現時点の「楽天ぼうさいネット」には、連携店舗のサムネイル写真や災害発生時に情報を掲載するエリアが示されているほか、支援経験者 による体験談などがレポートとして掲載されいる。