JR北海道は、「くしろ湿原ノロッコ号」や観光周遊に便利なツインクルバスの運行などを盛り込んだ「夏の道東周遊紀行」を実施する。

「くしろ湿原ノロッコ号」(2012年撮影)。釧路~塘路間で運行される

今年の「くしろ湿原ノロッコ号」は、4月27日より釧路~塘路間で運行開始されている。DE10形機関車が客車5両を牽引し、客車5両中4両は展望車車両。釧路湿原の景色を楽しめるよう、大きな窓が設けられている。

6月28日からは、JR利用者を対象とした観光周遊バス「ツインクルバス」も運行される。「くしろ湿原ノロッコ号」や特急列車などに接続する形で運行され、「湿原・知床号」「知床・阿寒号」「阿寒・ウトロ号」「羅臼・湿原号」の4つのコースを用意している。乗車には3日前までの予約が必要。価格は1,000~2,000円。

その他、湿原や岬をめぐる「ツインクルバス霧多布号」や、釧網本線全線が5日間フリーエリアとなる「ぐるっと道東Vきっぷ」、JRとツインクルバスがセットになった旅行商品などの発売も予定されており、盛りだくさんの内容となっている。