マカフィーとインテルは16日、コンシューマー向けクロスデバイスセキュリティサービス「McAfee LiveSafe(マカフィー リブセーフ)」を発表した。

「McAfee LiveSafe」製品サイト(英語)

製品はWindows、Macからスマートフォン、タブレットと"Protect All Your Devices"を掲げる製品で、ウイルス、マルウェア、スパムからの保護機能を提供するほか、クラウドベースの"貸金庫システム"McAfee Personal Lockerを搭載。顔・音声認識を使った個人認証システムを用いることで、金融機関の記録、運転免許証関連、パスワードなどいったん漏れてしまうと取り返しが付かないような極めて重要なデータを保護できる仕組みを提供する。

モバイルデバイスの紛失や盗難に対しては、位置特定、ロック、遠隔消去であるワイプ機能なども装備している。製品は台数無制限で提供され、日本での販売時期や価格については未定だが、PCへのプリインストールも予定されているとしている。

メイン画面(英語版)

マカフィーでは、世界の個人ユーザーのほぼ90%(日本では76%)は、2台以上のデジタルデバイスを所有、60%以上(日本では76%)が3台以上のデジタルデバイスを所有。世界50%以上のユーザーが週に15時間以上、私的な目的でデバイスを使用しており、日本では49%が週に20時間以上使用しているなどの調査結果も報告しており、デバイスに関わらず包括的なセキュリティの重要性を示している。