木下工務店は7日、木下グループで新会社「木下ソーラーパワー三重」を設立し、三重県津市において、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用したメガソーラー発電(太陽光発電)事業に参入すると発表した。

三重県津市に保有する同社遊休地に、最大出力約2,000キロワット(2メガワット)の太陽光発電パネルを設置。年間予想発電量は約221万キロワットアワー(JISC8907太陽光発電システムの発電量推定方法より算出)で、一般家庭約615世帯分(1世帯当たり年間3,600キロワットアワー)の年間電力消費量に相当する。発電した電力は全て中部電力へ売電する計画で、年間約697トンのCO2削減効果が見込まれるという。

着工時期は2013年8月で、2014年3月の運転開始を目指し、発電施設の建設を進めていく。敷地面積は約3万1,000平方メートル、ソーラーパネル設置面積は約2万5,600平方メートル。

同社は、メガソーラー発電事業を通じて、再生可能エネルギーの普及を促進することにより、二酸化炭素の排出量の削減など地球環境の保全に貢献していくとしている。