AKB48の河西智美が19日、都内のスタジオで開催された海外ドラマ『リベンジ シーズン2』のアフレコ会見に出席した。

海外ドラマ『リベンジ シーズン2』のアフレコ会見に登場したAKB48の河西智美

同作は、ニューヨーク郊外の高級住宅地・ハンプトンを舞台に、謎めいた主人公・エミリーが、殺害された父の仇を討つため、美貌や知力、財力を駆使してターゲットを次々に抹殺していくサスペンスドラマ。河西は物語のターニングポイントとなる第8話「起源」(5月11日放送)で、主人公のエミリーの復讐のターゲットであるヴィクトリア・グレイソンの少女時代の声を担当した。

この日、レトロアメリカンなファッションで登場した河西は「ヴィクトリアの少女時代の雰囲気を出したくて、60年代風のファッションにして、髪型もそれを意識しました」と解説。海外ドラマの声優を務めるのは初めてだったが、Dlifeの番組は昔から観ていたといい「不安もあったんですけど、ドキドキ感があり、うれしかったですね」とオファー時を笑顔で振り返った。

また、役作りについては、声を吹き替える女優の演技を崩さないように細心の注意を払ったといい、「(AKB48の)大島優子ちゃんが声優をやっていた『メリダとおそろしの森』(2012年)を見たんです。声優としての演技はちゃんと見たことがなかったんですけど、やっぱり上手だなと思って参考にさせてもらいました」と明かした。上手く感じた点については「最初は優子の声だなと思っていたんですけど、だんだんお話に入り込んでいくうちに(声が)馴染んでいくというか、自然と優子の声が入ってくるのが凄いことだと思いました」と冷静に分析した。

同ドラマのタイトルにちなみ、自身の"リベンジ"したいことを尋ねられると「学生時代をほとんどAKB48で過ごしてきたので、お勉強に集中する感じではなかったんです。英語の勉強を少しおろそかにしてきたので、AKB48を卒業して、時間ができたら(英語を)勉強しに行ったりして、洋楽を歌ってみたいなと思いますね。そしてこの『リベンジ』の主題歌に私の楽曲の洋楽バージョンが選ばれたらいいな、という夢をもっています!」と大きな野望を笑顔で語ったほか、AKB48卒業後は時間の都合などでこれまでチャレンジできなかったミュージカルに挑戦したいことも打ち明けた。『リベンジ シーズン2』は、BSチャンネル・Dlifeにて3月23日より放送スタート。