JR東日本は27日より、「団体専用列車『ぐるり貨物線大宮号』で行く鉄道博物館への旅」の販売を開始する。同ツアーの実施日は3月20日。

「ぐるり貨物線大宮号」は183系電車で運転される

「ぐるり貨物線大宮号」は183系電車で運転。通常、旅客列車が運行しない東海道本線の貨物支線(鶴見~東高島~桜木町間)、別名「高島線」を走行する日帰りツアーとなる。「高島線」は1964年に全通した貨物専用線で、鶴見駅で東海道本線や東海道貨物線、武蔵野線に接続し、新鶴見信号場や東京貨物ターミナル駅方面へ連絡。桜木町駅では根岸線に接続している。

ツアー当日は、「ぐるり貨物線大宮号」で品川駅を8時35分に出発。横須賀線・東海道貨物線を経由し、鶴見から高島線を通って桜木町駅へ。ここから根岸線に入り、大船駅から東海道貨物線を通って茅ヶ崎駅で折り返す。武蔵野線・東北貨物線を進んで12時24分に大宮駅に到着。大宮駅から埼玉新都市交通ニューシャトルに乗り換え、鉄道博物館を見学する。解散地は大宮駅となる。

旅行代金は大人6,500円、中高生6,100円、こども3,800円。旅行代金には、JR券と埼玉新都市交通ニューシャトル乗車券(大宮駅から鉄道博物館駅まで往復)、鉄道博物館入館券、鉄道博物館ミュージアムショップ利用券1,000円分が含まれる。定員は300名。申込みは「えきねっと」のみで受け付け、2月27日午前10時より販売開始する。