『スター・ウォーズ エピソード7』の監督に決定したJ・J・エイブラムスは、現在複数の映画、プロジェクトを抱えており中々多忙な状況 (C)BANG Media International

2013年秋に公開が予定されていた『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』両作品の3D版の公開延期が決定した。

最新作『スター・ウォーズ エピソード7』の監督がJ・J・エイブラムスに決定したことが先日報道されたばかりだが、「ルーカスフィルム」は『エピソード7』の製作を最優先させるため、『エピソード2』と『エピソード3』3D版の公開を延期すると28日に正式に発表している。

「ルーカスフィルムは、今年の秋に封切りを予定していたエピソード2、3の3D版の公開を延期することを決定しました。新たな3部作の製作に向けて、私たちはファンの皆様に最高の作品をお届けするため、まず『スター・ウォーズ エピソード7』に100パーセントの力を注ぎたいと思っております」

ようやく『エピソード7』の監督に抜てきされたばかりのエイブラムスだが、「ウォルト・ディズニー」と「ルーカスフィルム」は、当初予定していた2015年の劇場公開に縛られたくないと語り、これが波紋を呼んでいる。エイブラムスは現在、日本でも9月公開予定の新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のほか、自動車ロードレース元選手ランス・アームストロングの伝記映画など、『エピソード7』の監督就任以前から複数のプロジェクトを抱えており、それらの仕事をまずこなしてから『エピソード7』に本腰を入れるためと見られている。

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