キューアンドエーは30日、PCが感染した「偽装画面」や「アダルト広告画面」をリモート操作で駆除する個人向け有償サービスを発表した。2月1日より提供を開始し、作業時間は約30分~1時間、価格は6,300円または9,450円。同社会員は50%割引となる。

日本国内における過去1年間でのネット犯罪被害は、被害者が920万人以上、直接的な被害総額が348億円にのぼるという(シマンテック調査より)。また、独立行政法人 国民生活センターの調査では、偽装ソフトやアダルト広告画面の被害はセキュリティ対策ソフトでは防げないことも多く、相談件数が依然として多い状況。キューアンドエーによれば、こうした背景を考慮し、今回のサービスを開始するとのこと。

サービスの概要は以下の通り

■ 偽装ソフト駆除サポート
PCに表示される偽画面(なりすましなど)の感染診断と駆除
・価格 : 9,450円/台
・作業時間 : 約1時間

■ アダルト請求画面駆除サポート
アダルト広告の請求画面を表示しないよう設定、および検知・駆除、停止(専用ソフト使用)
・価格 : 6,300円
・作業時間 : 約30分

両サービスとも、専門知識を持ったスタッフがリモート(遠隔操作)でサポートするが、別途有料で訪問サポートへ切り替えることも可能。