三井住友銀行は、これまで店頭中心に生命保険の募集業務を行ってきたが、来店が困難な顧客に対しても生命保険の提案・募集を行うために、このたび、日常的な接点であるATM、SMBCダイレクト(※)を活用し、コールセンターを通した非対面募集を本格展開する。

(※)同行の個人の顧客向けインターネットバンキング・モバイルバンキング・テレホンバンキングの総称で、2012年12月末日時点での契約者数は約1202万人

これまで保険に関する関心はあるものの、店舗に来店することが難しかった顧客をメインターゲットとして、非対面チャネルでの生命保険に関するニーズのヒヤリングと商品提案を行う。このたび、そのために「お客さまとの日常的な接点を捉えたニーズのヒヤリング」、「ライフイベント(就職)を捉えた新商品の導入」及び「お客さまをサポートする体制の強化」を行う。これにより、同行の強みである顧客基盤(個人顧客数約2500万人)と充実したチャネル(店舗、ATM、インターネット、コールセンター)を最大限活用した、"銀行ならではの新たな保険ビジネスモデル"の確立を目指すとしている。

具体的には、21日より顧客がATMやSMBCダイレクトを利用する際に、ライフプランに関する簡易なアンケートを行うことで、顧客のニーズをヒヤリングし、コールセンターから保険に関する情報をタイムリーに提供するという。

2月4日から就職により扶養家族から外れる新社会人をメインターゲットに、無料傷害保険付普通預金『新社会人応援プラン』の取扱を開始する。この商品は新社会人に自分の保障などについて検討する機会を提供することを目的としており、保障ニーズを持っている顧客に対しては、コールセンターから新社会人のニーズに即した保険に関する情報を継続的に提供する。

『新社会人応援プラン』は、満20歳から25歳以下の中から先着10万人の人を対象に三井住友銀行の普通預金口座に、交通事故傷害保険などのサービスを追加して提供する。

三井住友銀行では、今後とも様々な顧客のニーズに応えて、きめ細かなサービスを提供していくとしている。