モーニング娘。の道重さゆみ、SHOW-YAの寺田恵子、AKB48のプロデューサーで作詞家の秋元康が17日、東京・日比谷公会堂で行われた「日比谷野音90周年記念事業概要記者説明会」に出席した。

「日比谷野音90周年事業概要記者説明会」に出席したモーニング娘。の道重さゆみ(左)とSYOW-YAの寺田恵子

1923年の大正12年7月に開設されてから、今年で90周年を迎える日比谷公園大音楽堂(通称野音)は、『キャロル解散コンサート』や『キャンディーズ解散コンサート』、『ジョン・レノン追悼集会』など多くの伝説的なイベントが行われ、音楽の聖地として音楽ファンに親しまれてきた。この日は、開設90周年記念として4月から10月にかけて、クラシック、ロック、フォーク、ジャズなど幅広いジャンルのコンサート開催を発表。また、湯川れい子作詞、ミッキー吉野作曲のテーマソング『~今日から未来へ(Today、Tomorrow&Forever)~』もお披露目され、5月19日に開催される「『Hello! Project 野音プレミア LIVE」に出演する道重さゆみと4月29日開催「NAONのYAON2013」にSHOW-YAとして出演する寺田恵子が、合唱団や同実行委員会のメンバーとともに歌い上げた。

道重は「野音はSYOW-YAさんや先輩の森高千里さんをはじめ、たくさんの素晴らしいアーティストが活躍された場所。そういった場所のステージに立てることをうれしく思いますし楽しみです」とあいさつ。ライブの詳細は未定と断りながらも「普段のハロプロでは見られない野音ならではのステージになることは間違いないと思います。野外はかなりやっていないので、私自身そういうところも楽しみにしています」と待ちきれない様子。5年ぶりの「NAONのYAON」を開催する寺田恵子は、報道陣から「5年ぶりということはそれだけ歳を重ねていると思います?」という質問にも「何の問題もありません。今のほうがパワフルなので100周年のときも参加しようと思っています」と体力的に問題ないことを強調した。

また、1975年4月13日に開催された『キャロル解散コンサート』を生で見たという秋元は「この野音で何かを目撃して欲しいと思います。いろいろお手伝いさせてもらいたいと思っています」と自身がプロデュースするアイドルグループ・AKB48の出演も匂わせていた。