俳優の田中圭、川原和久のW主演で2013年3月23日に公開を迎える映画『相棒シリーズ X DAY』の予告編が28日、公開された。

映画『相棒シリーズ X DAY』でW主演を務める田中圭(左)、川原和久

2000年の誕生以来、10年以上にわたって高視聴率を維持しているドラマ『相棒』。これまで2008年に『相棒-劇場版-』、2009年に『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』、2011年に『相棒-劇場版II-』と映画化され、公開のたびにヒットを記録した。来年3月に公開を迎える同作は、テレビ朝日系列の刑事ドラマ『相棒』の映画第2弾となる。

今回公開された予告編では、特報にはなかった事件の詳細が描かれている。事件はドラマのシーズン10と11の間に起こった出来事で、映画で初登場となるサイバー犯罪対策課専門捜査官岩月彬(田中圭)と捜査一課刑事伊丹憲一(川原和久)の異色の相棒が、難事件に挑んでいく。サイバー犯罪対策課岩月はパソコンに読み取られた指紋などのデータを活用し、捜査一課の伊丹は現場を走りまわり捜査にあたるなどそれぞれの捜査方法を駆使する姿を描き、また、ドラマでおなじみの杉下右京(水谷豊)も登場する。

サイバー犯罪対策課の専門捜査官・岩月彬は、東京明和銀行本店システム部の中山雄吾を不正アクセスと機密情報漏えいの疑いでマークしていたが、その中山が燃え残った数十枚の一万円札と共に死体となって発見される。現場で出会った警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一と岩月は、いがみ合いながらも真相を追求。時同じくして、杉下右京をはじめとする面々も、"謎のデータ"に触れ、いや応なく事態に巻き込まれていく。

(C)2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ