レノボ・ジャパンは19日、Windows 8 Proを搭載した10.1型タブレット「ThinkPad Tablet 2」の個人向けモデルについて、発売日を2013年1月下旬に延期すると発表した。延期の理由として、法人向けモデルにおいて予想を上回る受注による生産調整のためとしている。

ThinkPad Tablet 2

「ThinkPad Tablet 2」は、法人ユーザーをメインターゲットとしたタブレット端末で、「ThinkPad」シリーズで培った堅牢性やセキュリティ、運用のしやすさといった特徴を備える。

ディスプレイにマルチタッチ対応10.1型IPS液晶(1,366×768ドット)を搭載。旭硝子製のDoragontrail強化ガラスを搭載することで、従来モデルから約173gの軽量化を実現した。

また、OSを従来モデルのAndroidからWindows 8 Proに変更。Windows向けのアプリケーションが動作可能で、Internet ExplorerやJAVA、PC管理ツールなども通常のPCと同様に利用することができる。

発表当初は個人向けモデルに関して、年内の発売を予定していたが、すでに販売パートナー経由などで受注を開始している法人向けモデルにおいて、予想以上の受注による生産調整を行うため、発売が遅れるという。