日常のちょっとした不満が異性としての魅力を失わせる

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンはこのほど、「夫婦間の異性としての魅力度とトイレの消臭に関する調査」の調査結果を発表した。同調査は、11月22日の「いい夫婦の日」に向け、10月23日~24日に行われたインターネット調査。全国の20歳~59歳の既婚男性288名、既婚女性409名から回答を得た。

妻が夫に魅力を感じなくなる理由、第2位は「トイレ関連」

「配偶者に異性としての魅力を感じなくなったと思うか」との質問には、男女平均で45.6%が「魅力を感じなくなった」と回答した。異性としての魅力を感じなくなった時期は7.6年だった。

次に「異性としての魅力を感じなくなった理由」を聞いたところ、夫婦ともに1位は「付き合いが長くてマンネリになった」だった。夫側の2位は「掃除、片付けをせずだらしない」、妻側の2位は「トイレのニオイ対策をしないなど、マナーやエチケットに気を使わない」があがった。

結婚歴5年で「配偶者が使用した直後のトイレに入りたくない」半数以上

結婚後1年以内でも25.6%がトイレのニオイを不快に感じている

「配偶者が使用した直後のトイレには入りたくないと思うか」と聞いたところ、結婚1年未満の夫婦では「入りたくない」が25.6%だったのに対し、結婚から5年経過すると、半数以上の人が「入りたくない」と答えた。

配偶者に魅力を感じない人はトイレの不満が大きい

配偶者の魅力のあるなしで2倍以上の差が付いた

「結婚当初より現在のほうが魅力的か」という問いと「トイレのニオイで不愉快になるか」との問いを合わせて分析したところ、配偶者に対して異性としての魅力を感じていない夫婦ほど、配偶者が使用した後のトイレのニオイに対し不愉快に感じていることがわかった。

トイレの消臭対策で満足できなかった理由は「消臭力の低さ」

トイレ消臭対策をしてもニオイが気になる人が多い

一方で、現在トイレの消臭対策をしている人466人を対象に「トイレの消臭対策をしても満足できていない理由」を聞いたところ、1位は「消臭効果が感じられない」(41.7%)、2位は「消臭の即効性が低い」(27.6%)で、消臭対策に瞬間的な消臭力を求めている人が多いことがわかった。

また3位には「別のニオイでごまかすのがイヤ」(18.8%)という声もあがっており、トイレ特有の悪臭を他の香りを追加したり混ぜたりしてごまかすのではなく、元からしっかり消臭できる消臭対策のニーズが高いことも明らかになった。