英スーパーモデル、ケイト・モスが14歳の時の写真がオークションにかけられることが明らかとなった。
デヴィッド・ロスが思春期のケイトの姿を撮影したこの写真は、11月23日にロンドンのブルームズベリー・オークションで開かれる写真専門のオークションで出品される予定で、1,200ポンド(約15万円)の落札価格が予想されている。実際にケイトを撮影したデヴィッドは、当時を思い返しながら次のように話している。
「ケイトはクールな性格だったね。彼女は典型的な突っ張ったティーンエイジャーだったよ。カメラの前でも何のそのって感じで、多分それで自分の緊張を隠してたんだろうなって思うよ。僕にとってケイトが新鮮に写ったのは、彼女が正直だったってこと。彼女は何か自分の魅力を証明しようと一生懸命になったり、実力以上のものを飾ろうとは全然してなかったんだ。よくモデルにありがちな自己陶酔や優越感といったものがなかった。当時はメディアの影響でそれがこの業界では普通だったんだ。ケイトは純真無垢な原石だったね。他のライターたちも書いたりしてるけど、彼女は本当に真っ白なキャンバスだったんだ」
今回のサイン入りの複数の写真は1988年10月に撮影されており、笑ったケイトの写真が1枚、神妙な面持ちの写真が2枚含まれており、ケイトのさまざまな表情を垣間見ることができる。