永野護を特集したユリイカ12月臨時増刊号。

劇場アニメ「花の詩女 ゴティックメード(GTM)」の公開を記念して、永野護を特集したユリイカ12月臨時増刊号が青土社から本日11月13日に発売された。

増刊号の巻頭では、永野にロングインタビューを行っている。インタビューは「GTM」で初めて永野を知った人に向けて、その来歴と人となりの紹介からスタート。デザイナーとして就職した1983年前後のカルチャーについて、それらの文化に対するスタンスと考え方、アニメ業界の現状と「GTM」を通してやりたかったこと、「ファイブスター物語」再開に向けての決意などを語った。貴重な言葉の数々はファン必見だ。

また各界から永野ファンが参加。「シャーマンキング」などで知られる武井宏之、「ディエンビエンフー」の西島大介、現代美術家・梅沢和木の3名による座談会をはじめ、安彦良和、TOKIYA、前田浩孝、しまどりる、佳嶋、mot、空木朔子によるトリビュートイラスト、ライター・さやわかによる考察、岡田育と金田淳子による女子目線の「ファイブスター物語」トークなど、1冊まるごと永野尽くしの本になっている。