幼い頃、何をして遊んでいましたか? 誰に教わったわけでもないけれど、いろいろなことをしていました。特に意識もせずに。その中で、外国人の皆さんが日本に来て知って驚いた遊びはどのようなものなのでしょうか。

■じゃんけん。私は日本に来る前にやったことがないからです(ハンガリー・女性・30代前半)

こちらが驚きました! どこにも何かしらじゃんけんに相当するものがあるのかと思っていました。ヨーロッパでは同じ国でもじゃんけんが浸透している地域とそうでない地域があるようです。

■かん腸のまね。母国ではありえない(オランダ・男性・30代前半)

日本でもあまり褒められた遊びではありませんが、男子は楽しそうにうれしそうにやっていましたね。女子はたいていその光景を冷ややかな目で見ています。

■ドッジボール。人を当てるという発想がすごいと思ったから(インド・女性・30代後半)

恐ろしい遊びのように思えてきました、ボールを全力で人にぶつけて喜ぶ遊び……。大人がドッジボールをしたら、立場やらしがらみやらが絡んで面倒くさそうですね。いいえ、できません。

■ひとりかくれんぼうって聞いたことある。怖そう(シンガポール・男性・20代後半)

誰も見つけてくれません……。怖いというか寂しいです。しかもつまらないです。そもそも初めて聞きました。かくれんぼはみんなで楽しむゲームです!

■ケンケンパ。すごく単純で遊びやすい簡単な遊びだから(フランス・女性・20代後半)

楽しい遊びというのは単純明快であることが条件のひとつなのかもしれませんね。誰にでもできて道具もいらない、よくできた遊びです。

■虫で遊ぶ。ペルーでは特に虫は飼わない(ペルー・男性・50代前半)

日本では、人気者のカブトムシやクワガタはかなりの高待遇で飼われていますよね。立派なペットです。ペルーではそうはいかないみたいですけど。

■けん玉です。携帯ゲーム等新しいゲームも周りにたくさん出てきているにもかかわらず、このような伝統的な遊びを子供たちが楽しんでいるというところ(エジプト・男性・40代後半)

けん玉はすぐにはうまくできません。でも練習すればある程度できるようになり、もっとできるようになれば人に自慢できます。遊びとはいえ挑戦しがいがありますし、達成感も得られます。そこが長い間人を引きつけている要因なのかもしれません。今ではけん玉の大会が開催されるまでに至っています。

■ちっちゃい子供なのに公園で遊んでる時、親はいない。私だったら8歳まではきっと一緒に行ってあげる。もしものため(アメリカ・女性・20代後半)

遊びそのものではなく、遊ぶ環境についての驚きがあったのですね。日本もかつてに比べると子供を取り巻く環境の悪化が見受けられます。安全な社会作りを意識していかねばなりません。

外国には日本の子供の遊びにはないものがあり、われわれもびっくりさせられるのでしょうね。面白そうな遊びがあったら輸入しましょう!