デルは23日、Windows 8搭載でタッチパネル付きディスプレイを選択可能なUltrabook「Inspiron 15z」を発表した。光学ドライブ搭載、ディスプレイは15.6インチということで、Ultrabookとしてはやや大型。同日より受注を開始しており、価格は54,980円より。

光学ドライブ搭載ノートPCとしては薄型の21.0mm厚(タッチパネルモデルは23.0mm)のボディで、標準のムーンシルバーのほかにファイアレッドのカラーバリエーションを用意。タッチパネルによりWindows 8の操作に最適化された構成も可能だ。

標準のムーンシルバー

ファイアレッド

右側面

左側面

もっとも低価格な「ベーシック」の構成は54,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3217U(1.8GHz)、チップセットがMobile Intel HM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリが1,600MHz DDR3 SDRAM 4GB(4GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD+32GB mSATA フラッシュメモリ、光学ドライブがDVD±RWドライブ、ディスプレイが15.6インチ TrueLife WLED液晶ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 8 64bit版となる。

その上位の「プレミアム」はCPUがIntel Core i5-3317U(1.7GHz)になって価格が59,980円。「プラチナ」はCPUがIntel Core i7-3517U(1.9GHz)、グラフィックスがディスクリートのNVIDIA GeForce GT 630M(2GB)となり、価格が74,980円になる。

さらに上位となるのが、99,990円の「プラチナSSD」。「プラチナ」の構成から、メモリが8GB(4GB×2)に増量、さらにストレージが256GB SSDとなる。ポジション的にはこの構成が最上位ということになる。

タッチパネル装備の構成として用意されているのは「プレミアム タッチパネル」で価格は74,980円。前述の「プレミアム」の構成で、ディスプレイがタッチパネル機能付のものになる。なお、タッチパネル機能付のディスプレイを選択した場合、ファイアレッドのカラーバリエーションは選択できない。

インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2(うち1つはPowerShare対応)、HDMI 1.4a×1、ヘッドホン出力/マイク入力兼用×1、130万画素Webカメラ、8メディア対応カードスロットなど。バッテリは44WHrの6セルリチウムイオン。非タッチパネルモデルのサイズ・重量は、W382×D250×H20.9~21.0mm、約2.17kg(最小重量)。タッチパネルモデルのサイズ・重量は、W382×D250×H23.0mm、約2.46kg(最小重量)。

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