俳優のクリスチャン・ベールが、一度は降板したデヴィッド・O・ラッセル監督最新作に復帰する可能性があるという。
デヴィッドが手がける本作は、7月には降板したクリスチャンに代わってジェレミー・レナーが主演を務めると報道されたものの、今回再びクリスチャンが主役の座に返り咲いたと報じられている。また、本作のタイトルは当初『アメリカン・ブルシット』だったが変更される予定で、正式なタイトルはまだ決定していない。なお、ジェレミーも本作のキャストとして留任する見込みだ。
ほかにもブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムスらが共演する本作は、1970年代に「アブスキャム」と名づけられた作戦によるFBIの捜査でアメリカの多くの汚職国会議員が逮捕、起訴されたという実話に基づいたストーリーとなる。さらに、当初はブラッドリーが詐欺師メル・ワインバーグを演じるとも報道されていたが、今回のクリスチャンの復帰によって、クリスチャンとエイミーがワインバーグとその恋人を、ブラッドリーがFBIエージェントのジミー・ボイルを、ジェレミーがニュージャージー州下院議員を演じることになったようだ。
デヴィッドとエリック・ウォーレン・シンガーが脚本を手がけた本作でプロデューサーを担当するチャールズ・ ローヴェンは「有名な逮捕劇を描いた今回の作品で、デヴィッドは素晴らしいキャスト陣を集めました」と期待感を語っている。
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