スリックは25日、AMT合金を採用するプロ仕様の三脚など4モデルを発売した。大型モデル「プロ 700 DX III N」、中型モデル「プロ 500 DX III N」、ビデオ用雲台搭載モデル「ビデオグランデ II N」、ビデオ向け小型モデル「ビデオスプリント II N」を用意。価格は16,800円より。

プロ 700 DX III N / プロ 500 DX III N

「プロ 700 DX III N」

「プロ 500 DX III N」

「プロ 700 DX III N」は、脚パイプにアルミニウム・マグネシウム・チタンからなるAMT合金を採用するプロ仕様の大型三脚。価格は49,980円。脚部のパイプ径は30.2mmで、段数は3段のレバーロック式。ハウジング部はアルミダイカスト製となっている。

雲台は2ハンドル3WAY式、ハンドルの締め込みによって変形しない「コマ締め」式を採用する。カメラの取り付け部はネシ部が移動しない丸穴のダブルナット式。脚部の開脚角度は3段階で調整でき、ローポジションでの撮影が可能。脚部にはウレタングリップを装備する。

主な仕様は、エレベーター下げ全高が1,545mm、縮長が810mm、地上最低高が420mm、最大搭載重量が7kg。全高が1,925mm、重量が3,670g。

「プロ 500 DX III N」は、AMT合金採用のプロ向け中型三脚。価格は42,525円。雲台やレバーロックなどの仕様は、「プロ 700 DX III N」とほぼ共通。

主な仕様は、脚部のパイプ径は26.8mm、エレベーター下げ全高が1,410mm、縮長が740mm、地上最低高が375mm、最大搭載重量が5kg。全高が1,670mm、重量が2,750g。

ビデオグランデ II N / ビデオスプリント II N

「ビデオグランデ II N」

「ビデオスプリント II N」

「ビデオグランデ II N」は、脚部のパイプ径が27mmのビデオ向けプロ仕様中型三脚。価格は23,835円。雲台がビデオ向けになっており、オイルフリュード機構で滑らかに操作できる。また、スプリングバランス機能によりカメラの重量に反発し急激な動作を抑制してくれる。ただし超軽量タイプのビデオを操作するには向いてないとしている。パンハンドルは新形状となり、外した状態でも使用可能。縦位置にも対応する。

脚部は3段で脚ロックはロックノブ式。脚部の開脚角度は3段階で調整でき、エレベーターを付属の雲台受け(ショートエレベーター)に換装することで、ローポジションでの撮影に対応する。

主な仕様は、エレベーター下げ全高が1,295mm、縮長が690mm、地上最低高が330mm、最大搭載重量が3kg。全高が1,560mm、重量が2,570g。

「ビデオスプリント II N」は、脚部のパイプ径が20mmのビデオ向け小型三脚。価格は16,800円。アルミダイカストを採用する。雲台はビデオ向けで、滑らかな動きで水平パン撮影をサポートする。

脚部は4段で脚ロックはレバー式。脚部の開脚角度は3段階で調整でき、ローポジションでの撮影にも対応。

主な仕様は、エレベーター下げ全高が1,322mm、縮長が480mm、地上最低高が175mm、最大搭載重量が2kg。全高が1,622mm、重量が1,040g。