『挑む力 世界一を獲った富士通の流儀』

日経BPは片瀬京子・田島篤共著の『挑む力 世界一を獲った富士通の流儀』を発売している。スパコン「京」や東証「アローヘッド」などの現場リーダーたちは何を「思い」「意識し」「行動」したのか? 挑戦して「成し遂げる」ためのヒントが詰まった1冊となっている。

「京」は2011年のスーパーコンピューターTOP500ランキングで、2期連続世界一を獲得した。同書は「京」をはじめとする8つのプロジェクトに、誇りと信念を持って「挑む」富士通のリーダーたちの物語である。 2012年7月5日に発売され、その後、八重洲ブックセンター本店ビジネス書ランキング1位(7月8日~7月21日)、7月11日付のAmazon.co.jpの書籍ランキングビジネス・経済部門1位獲得、7月12日の丸善・丸の内本店ビジネス書ランキング1位となった。7月6日調べのAmazon総合書籍ランキングでは8位となっている。

「京」の活躍対象は、宇宙を解き明かす天文観測装置「アルマ望遠鏡とすばる望遠鏡」、日本の食を支える農業IT(クラウド)、東日本大震災に対するいち早い復興支援、ブラジル進出など幅が広い。困難なプロジェクトを現場で率いたリーダーの前で待ち受ける難題に対し、リーダーはどのような「思い」を抱き、どのような「意識」を持ち、どのように「行動」したか、同書では詳しく解説している。

解説は知的経営の世界的第一人者、野中郁次郎氏。「現場で最善の判断を下し、実行する実践知がここにある」とコメントしている。

同書は全国書店・各種ネット書店で発売中。価格は1,470円。