10月6日公開のアニメ映画『ロラックスおじさんの秘密の種』日本語吹き替え版の完成報告会見が3日、都内で行われ、ボイスキャストの志村けん、トータス松本、宮野真守、山寺宏一、京田尚子、LiLiCo、しずくが出席した。

前列左から、しずく、志村けん、トータス松本、LiLiCo、後列左から、京田尚子、山寺宏一、宮野真守 拡大画像を見る

本作は、ユニバーサルスタジオと『怪盗グルーの月泥棒』のアニメーションスタジオ、イルミネーションがおくるアトラクション3Dアニメーションの第2弾。ロラックスおじさんが守る地上に残る最後の"秘密の種"の争奪戦をめぐる冒険を感動的に描く。

主人公である不思議な森の住人"ロラックスおじさん"の声を担当した志村けんは「どんな評価が出るのか楽しみ」初めて声を当てた本作に期待をにじませて「今回はいいおじさんで、普段やっているおじさんの"下関係"が1回もなかったので寂しかったですね] と周囲を笑わせた。

そんな志村に声優の山寺宏一が「神のような存在に対して恐縮ですが、最初の志村さんのアドリブが大好きで、凄いと思いましたね、あれだけグッと来たロラックスおじさんは、志村さんのために作られたキャラクターですよ。オリジナルより凄いことになっていました。本当に勉強になりました!」と大絶賛していた。

お酒好きで知られる志村だが、初めてのアフレコ前は「ちょっと酒を控えました」と話すも「毎日飲んではいます」と言い直す場面も。また、これまで何度か声優の仕事をしてきたLiLiCoは「女性の役があまりなかったので、今までで一番難しく、収録前にお酒を飲んでガラガラ声にしてファンキーにしました」と苦労した様子だが、「子供にも分かるオナラギャグからシュールな大人のギャグまで見ていてハッピーになれる作品。志村さんが声をあてたおじさんは温かみがあって抱きしめたくなるキャラクターです。誰でも楽しめるので4世代で見て欲しい」と映画コメンテーターらしい言葉で作品をアピールした。

映画『ロラックスおじさんの秘密の種』は、10月6日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかで全国公開。