エルヴィス・プレスリーの伝記映画『グローイング・アップ・グレイスランド』の製作が決定した。

10月30日には2枚組CDと特典DVDを収めたセット『プリンス・フロム・アナザー・プラネット』がリリースされるエルヴィス・プレスリー (C)BANG Media International

本作はデヴィッド・E・スタンリーとデヴィッド・グルーダーによる共著『カンバセーションズ・ウィズ・ザ・キング:ジャーナルズ・オブ・ア・ヤング・アプレンティス』を基に映画化されるもので、バイトサイズ・エンターテイメント社が同書の映画化権を獲得。ジーン・カークウッドとロス・エリオット率いる同社の映画製作チームがプロデュースを担当する。

劇中では、エルヴィスの義兄弟であるスタンリーの17年に渡るエルヴィスとの関係を中心に描かれるという。スタンリーは4歳の時にグレイスランドにあるエルヴィスの家に住むことになり、エルヴィスはすぐにスタンリーに対して父親的存在になったという。スタンリーはエルヴィスと共に成長し、エルヴィスの晩年には精神的な支えとなっている。

プロデューサーを務めるジーンは今回の映画化について「デヴィッド・E・スタンリーと会ってから彼の本を読み、彼の話を聞き、世界的人気を誇るエルヴィスにはまだ語られていないストーリーがあることを知ったのです。もし今日までエルヴィスが生きていたら、世界で最も影響力のある人物になっていると思います」と抱負を語った。

『グローイング・アップ・グレイスランド』はカンヌで今年設立されたばかりの新しい会社であるバイトサイズ・エンターテイメントが手がける最新映画で、同社はエルヴィスの伝記映画の他にもアイザック・ニュートンの生涯を基に描いたロブ・コーエンが監督と脚本を兼務するアクション映画シリーズも製作中だ。

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