お笑いトリオのネプチューンとタレントのイモトアヤコが16日、大阪・なんばグランド花月で開催中の「吉本興業創業100周年特別公演」にゲスト出演した。

大阪・なんばグランド花月の舞台でコントを熱演したネプチューン 拡大画像を見る

ネプチューンは病院を舞台にしたコントを披露。医師役の原田泰造、看護師役の堀内健が、患者に扮した名倉潤を奇妙な"治療法"で振り回すという内容だ。舞台上でなぜかアイスキャンディーの早食いに挑む堀内、突然、大声で歌い踊る原田と、シュールな快演を見せ、超満員の観客を爆笑させていた。一方のイモトは、末成由美、未知やすえらが出演する吉本新喜劇に本人役で出演。末成のボケにお約束の"ズッコケ"を見せたが、勢いよく倒れ込んだせいで腰を強打するアクシデントも。共演の内場勝則に「そんなにがんばらんでも!」と突っ込まれるほどの熱演を見せた。

ネプチューン、イモトともになんばグランド花月に出演するのは初めてのこと。出番後の会見では、原田が「すごく緊張しました。健が緊張のせいで汗をかいているのを見て、それでまた緊張して。舞台で何をやったか覚えてないぐらい(笑)」と感想を語り、堀内は「緊張のあまり、コントのセリフを噛んでしまった」ことを告白。「悲しいかな、噛んだところで(客席から)一番の笑いが起きました」と自虐コメントを繰り出す堀内に、関西出身の名倉が「大阪の人は、そういうとこ見逃さないから(笑)」と笑いに貪欲な? 関西人気質を説く一幕もあった。

イモトアヤコは吉本新喜劇にゲスト出演

末成由美、未知やすえは「素晴らしく勘がいい!」とイモトの演技を絶賛

イモトは「なんばグランド花月の舞台でズッコケるのが夢だった」と語り、「骨盤は強打しちゃったんですけど(笑)、夢がかなってうれしいです!」と興奮さめやらぬ様子。舞台では、池乃めだかと取っ組み合いを、島田一の介の頭にカバンで強烈な一打を食らわせるなど、吉本新喜劇のベテランと堂々たる"絡み"を演じたイモトは「これまで"珍獣ハンター"としてグリズリーやトラと絡んできたけど、新喜劇の舞台はそれ以上! 珍獣だらけです(笑)。楽しかったので、ぜひまた呼んでいただきたいです!」と満面の笑顔を見せていた。

なお、17日にはネプチューン、イモトも出演するお笑いライブ「ワタナベエンターテイメント LIVE SPECIAL 2012」が大阪・ABCホールで開催される。