「範馬刃牙」31巻。シリーズ3部に当たる同作では、主人公・範馬刃牙(左)と父・範馬勇次郎の決着戦が描かれてきた。最新36巻は9月7日に発売される。

本日8月16日発売の週刊少年チャンピオン38号(秋田書店)にて、板垣恵介「範馬刃牙」が最終回を迎えた。

「範馬刃牙」は、1991年にスタートした格闘マンガ「グラップラー刃牙」シリーズの第3部。同シリーズは格闘術のディープな解説や、過剰とも言える強さの表現で人気を集め、過去にはアニメ版やさまざまなスピンオフも誕生した。今号には20年以上続いたシリーズ連載の中で主人公が常に目標としてきた、父親であり地上最強の生物・範馬勇次郎との決着が描かれている。

なお本編の後には、板垣が次に発表する作品の予告を掲載。予告によると掲載時期は未定だが、過去にヤングチャンピオン(秋田書店)で発表した「習志野第一空挺団」シリーズの新作が、週刊少年チャンピオンに登場するとのこと。かつて陸上自衛隊に勤務していた板垣が当時の体験を描く、自伝的作品だ。

また8月23日発売の週刊少年チャンピオン39号には、板垣のロングインタビューが収録される。インタビューでは「刃牙」シリーズや、今後の執筆活動について語られる。