今年4回目を迎える「キャンドルカフェin下田」が、8月第一週の週末、3日(金)から5日(日)に下田ペリーロードで開催される。

2011年の「キャンドルカフェin下田」写真提供:下田市観光協会

了仙寺から下田公園への約500メートルに、風情あふれる街並みが続くペリーロード。このペリーロード沿いの平滑川を挟んだ小道や橋の欄干、ポケットパーク、各店舗に2,000本のキャンドルがともる「キャンドルカフェin下田」。なまこ壁や伊豆石づくりの昔ながらの家並みがキャンドルライトに照らし出され、情緒とロマンあふれる光の空間が出現する。ハート型キャンドルやキャンドルツリー、40メートルのキャンドル・ウェーブがペリーロードや平滑川の川面を彩る。アニメ「夏色キセキ」の舞台にもなったイベントだ。

4年前、横浜開港150周年記念の協賛事業として、下田市観光協会、黒船祭実行委員会が主催して下田黒船祭りの中でスタートした「キャンドルカフェin下田」。景観と環境をテーマに、大正時代の街並み、足元灯やガス灯の明かり、古い建物や柳と溶け込む夜景のよさを知ってもらうのが狙いだ。大正時代の面影が残るペリーロードをキャンドルで彩ることで、この通りの価値がさらに高まり、下田の夏に欠かせない風物詩となった。

「キャンドルカフェin下田」では、家族連れや女性グループ、カップルが多く、下田の街で、夜遊びならぬ夜を「遊ぶ」過ごし方を提案しているのも特徴。参加者が絵や願いを書いたドリーミングシートでキャンドルグラスを覆い、それぞれのメッセージがキャンドルと共に輝く。夢がかなうとも言われ、参加型イベントの中でもとても夢にあふれた、ロマンチックなものとして人気だ。同時期に「ゆかた祭り」や「ビール祭」(8月4日)も開催されるため、さらに街はにぎわいを見せる。

開催期間は3日間とも18:00~21:30。ドリーミングシートは1枚100円で販売される。

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