2005年に、イギリスの同性同士の準婚関係を認めるシヴィル・パートナーシップ法で事実上の同性婚が認められたエルトン・ジョン(右)とデヴィッド・ファーニッシュ (C)BANG Media International

エルトン・ジョンが、音楽活動を辞めて主夫になることを考えているという。

2010年のクリスマスに、代理母を通じてパートナーのデヴィッド・ファーニッシュとの間に息子のザッカリー君を授かったジョン。彼は、ザッカリー君と一緒にいることが何より重要だと感じており、ザッカリー君が学校に通い出したら、自身の音楽のキャリアを再検討するBBC に話している。「僕は心身ともに順調だし、音楽活動も続けるつもりだよ。でもザッカリーが学校に行き始める時は別問題なんだよ。ザッカリーの学校への送り迎えをしたいんだ。息子の大事な子ども時代を見逃したくないんだよ」

一方でジョンは、ザッカリー君が2人の父親がいるものの、母親がいないという事実を将来どう感じるかが怖いとも明かした。「ザッカリーが成長するにつれて母親がいないと気づくことはショックなことだと思うんだ。でも彼はとても幸せだよ。彼ほどに恵まれた子どもは見たことがないね。それに僕とデヴィッドの2 人もこの世で一番恵まれた人間さ」

さらに2人は、ザッカリー君にとって兄弟、姉妹がいるということが重要だと考えているという。ジョンは「もっと子どもが欲しいよ。ザッカリーが一緒に学校にいけるような弟か妹がね。そうすればザッカリーも一緒に遊ぶことができるしね」と語った。

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