メドピアは、同社が運営する医師コミュニティーサイト「MedPeer」にて、「病院・施設からの白衣の支給」に関する調査を実施した。調査期間は5月23日~5月29日。有効回答数は2,783件。

「病院・施設から、白衣が支給されているか?」という問いに対して、39%が「支給されている(返却不要)」と回答した。「毎年2着」「2~3年に1枚」「入職時のみ」など、施設によって対応は異なる。定期的ではなく、「必要なときに申請する」というコメントもあった。

8割以上は、支給または貸与されていると回答

「貸与されている(離職時返却)」は38%で、トップとは僅差。「リース会社からのレンタルで、クリーニング込み」というケースが多い。白衣は個人用が決まっている場合と共有の場合があり、個人用が決まっている場合、「退職時、実際に返却している人はいないようだ」というコメントもあった。

白衣を支給されていても、枚数が足りない、デザインが悪い、着心地が悪いといった不満も見られる。「貸与・支給されるが、利用せず自分で用意している」という回答は12%だった。

【関連リンク】

4割の医師が「基本的にグラム染色を行わない」と回答-メドピア調べ

6割以上の医師が、入院患者のAIDS検査を行うべきと回答-メドピア

病理診断に対して4割近くの医師が「診断結果に満足」-メドピア

造影剤の軽微な副作用、約半数の医師が特に対応せず検査実施-メドピア

消化管閉塞がない場合の栄養療法、半数以上の医師が胃瘻造設と回答