オリンパスは、スマートフォンとワイヤレス接続できる超小型ウェアラブルディスプレイの試作機「MEG4.0(メグ4.0)」を開発したと発表した。

「MEG4.0(メグ4.0)」

同社では、以前よりウェアラブルディスプレイの研究開発を進め、今回、新たに小型・軽量かつ低消費電力の試作機「MEG4.0」を開発した。独自の瞳分割シースルー光学系を採用し、外界の視界を遮らず自然にディスプレイの表示を見ることができ、表示パネルの光の利用効率を高め、低消費電力のまま高輝度を実現し、屋外での視認性を向上させた。重量は電池を含み30g以下、全長は196mm、駆動時間は約8時間、Bluetooth Ver. 2.1でスマートフォンと接続が可能。

また、眼鏡に着脱可能な機構を備え、デザイン面でも違和感のないように配慮した。方位・加速度センサーも内蔵し、これらを利用した操作系インタフェースとして応用したり、GPSとの組み合わせによるアプリケーションへの展開も可能としている。