メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイトMedPeerの会員医師たちを対象に、「診察室のネット環境」についてポスティング調査を実施。その結果、診察室に「ネット環境が必要」と答えた医師は、全体の76%を占めた。

診察室のネット環境とその必要性について

今回実施した調査によると、診察室に「ネット環境あり」と答えた医師は全体の53%、「ネット環境なし」は46%だった。「ネット環境あり」で「(ネット環境は)必要だと思う」と回答したのは、全体の47%。「ネット環境なし」の中でも「(同)必要だと思う」という回答が最も多く、29%だった。両方を合わせると、全体で76%が「ネット環境は必要」と考えていることがわかった。

「必要だと思う」という回答の中では、「ほかの医療機関の紹介や、症状説明などの際にネットを使うと便利」という意見が多い。薬剤やガイドラインを調べるときにも重宝するようだ。

一方、「不要だと思う」と答えた医師の中には、「診察中に調べ物をしている余裕がない」「セキュリティが心配」といった意見があった。

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