年収1,000万円以上の転職サイト・ビズリーチでは、平均年収1,084万円のビジネスパーソン約2,000人に、働き方と経済情勢についてアンケート調査を実施。その結果、約半数の人がリストラの不安を感じていることがわかった。

年収1,000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」

「リストラに対する不安を持ちながら仕事をしていますか?」という質問に対し、「持っている」「どちらかといえば持っている」という回答がともに26%、合計52%を占めた。「会社の業績不振によるリストラについてどう考えますか?」という質問に対しては、80%の人が「会社の業績不振によるリストラは仕方がない」と思っていることが明らかになった。同社では、日系メーカーの大幅な人員削減や、欧州財政危機による外資系金融機関のリストラが不安の一因ではないかと分析している。

また、欧州財政危機による大規模な世界不況の可能性について、88%の人が不安を抱えていると回答。日本的な終身雇用は、グローバル化に適していないと思っている人は、79%にものぼった。欧州財政危機をきっかけに、転職を希望する高収入の金融スペシャリストが急増している事実を裏づける結果になったという。

【関連リンク】

年収1,000万円以上のビジネスマンと20代一般ビジネスマン 「お金」に関する意識調査

【コラム】マネーのトリビア (21) 決算ニュースに出てくる、粗利益、営業利益、経常利益、最終利益、どう違う?

こんな世の中だからこそ、会社に依存しない考え方

外資系企業に転職しても、リストラが多いって本当!?

8割が海外志向。平均年収1,000万円のビジネスマンの意識調査