日立マクセルは28日、2.1chサラウンドスピーカー「SoundBoard(サウンドボード)」 (MXSP-SB2000/MXSP-SB1000)を発表した。発売は6月25日。価格はオープンで、推定市場価格は、MXSP-SB2000が20,000円前後、MXSP-SB1000が13,000円前後となっている。

テレビの下に敷くサラウンドスピーカー「SoundBoard(サウンドボード)」

SoundBoardは、薄型テレビの下に敷くボードタイプのスピーカーシステムだ。薄型のキャビネットには、フロント左右のチャンネルとサブウーファーが搭載されており、本体のみで2.1ch再生を実現する。テレビ周りの配線をすっきりとまとめることが可能。テレビの手前に設置するバースタイルのスピーカーと異なり、画面のスイーベル機能などの邪魔にならないうえ、リモコンの受光部を遮る心配もない。

MXSP-SB2000のサラウンド機能のイメージ

MXSP-SB1000はアナログ音声入力のみを備えたモデルで、サラウンド機能は搭載していない。一方のMXSP-SB2000はアナログ音声入力に加え、光デジタル音声×1系統、HDMI×3系統の入力端子を搭載しており、HDMIのうちの1系統はARCにも対応している。また、SRSサラウンド機能を搭載しており、「SRS 3D」「SRS TrueBass」「SRS Focus」を利用できる。

両モデルともデジタルアンプを採用しており、実用最大出力は、MXSP-SB2000が10W×4+サブウーファー30Wの計70Wで、MXSP-SB1000が10W×2+サブウーファー30の計50Wだ。

本体サイズは、両モデルともW720×D340×H54mm。重量はMXSP-SB2000が約3.1kg、MXSP-SB1000が約2.9kgとなっている。製品には、学習リモコン、ACアダプタ、ステレオRCAピンケーブル、ステレオミニプラグケーブル、すべり止めシートが付属するほか、MXSP-SB2000には、HDMIケーブルも付属する。