7月28日(土)に日本公開されるクリストファー・ノーラン監督最新作、そしてバットマンシリーズ最終章となる映画『ダークナイト ライジング』の最新ビジュアルで、アン・ハサウェイ演じるセリーナ・カイル=キャットウーマンの新ビジュアルが明らかとなった。
キャットウーマンのコスチュームは、昨年公開されていたとおり、原作、そして過去にミシェル・ファイファーなど大女優たちが着用していたものから、より現代的なデザインへと一新されていた。ファンの間では賛否両論だったというが、今回公開された金庫破りのシーンでは、ハサウェイの完璧なボディーラインが浮き彫りになった全身黒のボディスーツに身を包み、トレードマークでもあるネコ耳とマスクを着用。従来のキャットウーマンにかなり近いデザインであることがわかる。
キャットウーマンが子供の頃からの念願の夢だったと公言していたハサウェイは、このぴったりとした衣装を身にまといながらのアクションをこなすため、仕事の合間をぬってジムに通い、ハードなトレーニングを積み重ねていた模様。トレーニングについて彼女は「根本的に体型を改造する必要があったの。最初に監督から、映画『インセプション』(2010年作)撮影の際、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが2カ月トレーニングを積み、戦いのシーンなどをすべて自分で演じきったことを教えられたわ。彼のオフィスを出た後、すぐにジムに向かったわね」と語っている。彼女ははたして敵なのか、味方なのか、すべては本編で明らかとなる。
すでに公開前から、偉大な記録を打ち立てている『ダークナイト ライジング』だが、既報のとおり、2011年12月19日にiTunesで解禁された予告映像第2弾はわずか24時間で1,250万回のダウンロード、ミッドナイト先行上映前売りチケットが瞬く間に完売。俳優、映画、テレビなどに関するオンライン・データベースサイト、IMDb(ザ・インターネット・ムービー・データベース)発表の"今年最高の期待作トップ10"(Top 10 Most Anticipated In-Production Movies)では、他を寄せ付けない堂々の1位に輝くなど、前作『ダークナイト』をしのぐ本年度最高の興行収入を期待できる勢いを見せている。
今回ビジュアルが明かされたキャット・ウーマン/セリーナ・カイル役のハサウェイをはじめ、本作には主人公のブルース・ウェイン役にクリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、そしてモーガン・フリーマンとこれまでの常例キャストに加え、ベイン役にトム・ハーディ、マリオン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットと『インセプション』キャスト再結集していることも大きなトピック。これら最強の布陣で、ノーラン監督はバットマンシリーズ最終章を締めくくる。
ノーラン監督は『ダークナイト ライジング』について「この映画で、ぼくが子供の時に刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている。それを再現することに今格闘をしている。本作は夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う。」と自信を覗かせている。
映画『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。配給はワーナー・ブラザース映画。
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