訴訟の行方も気になるが、そのゲーム『スターパワー:ビヨンセ』も同じくらい気になるところ。写真はビヨンセ (C)BANG Media International

ビヨンセが、ビデオゲーム会社から1億ドル(約79億7,300万円)の賠償を求める訴えを起こされているという。

マンハッタン州判事チャールズ・ラモス氏は、ソフト開発会社のゲート・ファイブに、ビヨンセがモーション・センサー搭載のゲーム制作契約を破棄した件について、法的措置を進めることを了承。同社は昨年、ビヨンセを主役に迎えたゲーム『スターパワー:ビヨンセ』に対して2000万ドル(約15億9,400万円)の契約を結んでいたにもかかわらず、ビヨンセ側がそれを一方的に破棄したとして法的措置の手続きを進めていた。

ビヨンセの弁護団は、同社と2010年12月6日の時点で最終合意に達していなかったため、ビヨンセの降板は正当なものであったと主張したが、同社はビヨンセがその契約破棄日の3日後が契約金の最終合意に達する日程であったことを知りつつ、同日に一方的に破棄したと反論。ビヨンセが契約辞退を事前に同社に通知すべきだったという落ち度があったため、司法当局が今回の決定に下したことから、ビヨンセは後日法廷に出廷する可能性がある。

ビヨンセの契約違反後に70人の社員を解雇する事態に陥った同社は、今回の決定に喜んでいるという一方で、ビヨンセの代理人側はコメントを避けている。

(BANG Media International)

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