ユニクロでは、ブラカップ付きキャミソール「ブラトップ」のリニューアルを機に、ファッション感度の高い街・銀座のOL100人に「ブラトップ」の試着を依頼。2日間の着用後、「ブラトップ」への評価と、夏のブラ事情の実態を探る調査を実施。加えて、男性ビジネスマン50人を対象に、OLの夏ブラで気になる点について調査した。
節電下、ブラ選びは「快・涼・美・安」がそろって初めて合格
震災以降、銀座OLの夏のブラジャーなど下着(トップス)選びの視点は激変し、より厳しい条件をクリアする下着が求められている。節電下の昨年以降の重視点は、1位が「吸汗性・速乾性のあるものを選ぶ」(54%)の「快」 、2位が「通気性のよいムレにくい素材を選ぶ」(50%)の「涼」、3位に「服の上から透けづらい色を選ぶ」(48%)の「美」が挙げられ、5位は「手頃な価格のものを選ぶ」(34%)の「安」となり、昨年までの「美」重視から、「快」「涼」「美」「安」へとシフトしていることがわかる。
つけること自体が負担、 夏は3人に2人が家でブラをしない
「透ける」(71%)、「アウターにラインが響きやすい」(67%)、「ムレる」(62%)など、夏の下着にはさまざまな悩みが。他にも、「ブラジャーから背中やわきの肉がはみ出ているのに気づいてがくぜんとしたことがある」人が57%おり、「家ではブラジャーをしていないことが多い」と66%が回答。出社時にも、「ブラジャーをつけたくない」と60%が考えており、「仕事中肩がこった時にブラジャーのホックを外したことがある」OLも11%存在した。
夏のだらしないブラ着用を男性は厳しくチェック
夏のブラについて、男性が気になることとして、「透けている」(74%)、「肩ひもなどが上着から出てしまっている」(72%)、「アウターにラインが響いている」(66%)などが挙がり、特に「肩ひも」は、OLで気にしている人は44%なのに対し、ビジネスマンは72%と、約30ポイント差が開いた。男性にショックな指摘を受けたことがある女性は13%で、「背中の肉がのっている」など、厳しいことを言われている。
試着評価調査後、96%が今夏の下着に採用
銀座OLに実際に同社の「ブラトップ」を2日間着用してもらい、着用前と後の感想を聞いたところ、「想像以上によい」と、「ブラトップ」のイメージが変わったという人が3割程見受けられた。夏ブラ選びの主な重視点である、「涼」「美」「楽」のすべての点で高評価を受け、今年の夏ブラトップを着用したい人は、96%となった。
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