映画『アベンジャーズ』は世界各国で驚異的な興行収入を叩き出している。写真はアンソニー・"トニー"・スターク/アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jr(C)BANG Media International

先日に海外各国で公開され、記録的な大ヒットとなっている『アベンジャーズ』の続編製作が早くも決定した。同作は、マーベル・コミック社のヒーローが一堂に会したもので、日本でもおなじみのアイアンマンやハルクなどが登場している。

ウォルト・ディズニー社CEOのボブ・アイガー氏は、同作の関連商品等への需要が強いことを指摘した上で、すでにその続編を企画していると発表した。

アイガー氏は「(本作の成功は)我々がマーベルに多大なる好意を持っていることの証しです」としたが、続編はすでに製作が決定している『アイアンマン3』『マイティ・ソー2』『キャプテン・アメリカ2』がまず撮影された後になる模様だ。

そんな中、前マーベル・コミック社長で原作者のスタン・リーは同作の続編に、何人か新しいキャラクターを追加したい意向を表明していた。「もし製作側がブラック・パンサーと、ドクター・ストレンジあたりを追加してくれれば嬉しいね。その2人とアントマンを盛り込もうとしてると思うんだ。もしかしたら私も続編にちょこっと出演するかもしれないね」

さらにスタンは、自身が創造したキャラクターたちがいまだに映画で大活躍していることに驚きを隠せないようで、DCコミック社が、これまた人気ヒーローが一堂に会したコミックス『ジャスティス・リーグ』の映画化に取り掛かる前に、『アベンジャーズ』が製作されたことにびっくりしていると心境を明かした。

「僕のキャラクターたちが映画化されるなんて想像もしてなかったよ。でもロジックとして当然の成り行きだったね。賢い方法だったよ」。また「ライバルのDCコミック側がジャスティス・リーグで、うちを負かさなかったことにもびっくりだね。成功はマーベルの方だよ」と自信を覗かせた。

映画『アベンジャーズ』は、日本では8月17日(金)3D/2Dで公開予定。続編の公開は未定となっている。

(BANG Media International)

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