資生堂は、仕事柄、特に汗をかきやすいと思われる「外回り営業マン」500名に対して、「汗対策」に関する調査を実施した。調査の結果、仕事中に汗が気になると答えた外回り営業マンは90%で、59%が汗が原因で仕事中に困った経験があると答えた。

汗対策と仕事の成果について

調査は3月28日・29日の2日間、20~39歳の仕事で外回り営業をしている男性500名を対象に、インターネットアンケートという形で実施した。「仕事中、汗が気になることはありますか?」という質問には、90%が「ある」と回答。汗が原因で、仕事中に困った経験がある営業マンも59%おり、具体的には「脇汗がひどく上着が脱げなかった」、「汗のニオイが気になって、仕事に集中できなかった」というものがあった。また、汗対策を意識しはじめる時期は、半数以上が5、6月と回答しており、夏が本格化する前から、汗対策を意識していることが明らかになった。

また、「汗対策ができているかどうかは、仕事の成果にも影響すると思いますか?」と質問をすると、約7割が「思う」と回答。理由は「不快なニオイのもとになる」(81%)、「見た目の印象が悪くなる」(73%)、「相手への気遣いができない人間だと思われる」(40%)などがあげられた。

具体的な「汗対策」についての質問では、「タオルやハンカチでこまめに汗を拭く」が71%。その他、「制汗シートを使う」と回答した営業マンは53%。制汗シートは外回り営業マンの必需品だと答える人も62%で、市場拡大傾向にある男性制汗剤シートの人気の様子がうかがえる。

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