「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」。表紙は「ななこSOS」のななこに扮した夢眠ねむが登場した。

吾妻ひでおのベスト選集シリーズ第2弾「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」が、本日4月21日に河出書房新社より発売された。

それぞれに監修者が付くこのベスト選集シリーズ。第1弾の山本直樹に続き、「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」では、自らを「吾妻ひでお原理主義者」であると公言する音楽家・菊地成孔が監修を務めた。

菊地は500以上ある吾妻作品の中から、単行本未収録作品「名匠」を含む作品群をセレクト。また「吾妻ひでお原理主義者」である理由を熱烈に語る1万3000字の解説もたっぷりと収録された。そのほか菊地による前書き、吾妻による後書きも掲載されている。

表紙には、秋葉原を中心に人気を博すアイドル・でんぱ組.incの夢眠ねむが、「ななこSOS」のななこのコスプレで登場。制服や髪型から、カチューシャ、ライトセーバー、触手までが忠実に再現された。