映画『ハリー・ポッター』シリーズ以降でダニエル・ラドクリフが初めて出演した映画『ザ・ウーマン・イン・ブラック』が、早くも続編の制作を進めているという。イギリスの作家スーザン・ヒルによる1983年のホラー小説を映画化した本作は、すでに世界中で1億2,000万ドル(約98億4,700万円)の興行収入を挙げ、大ヒットを記録している。
新作『ザ・ウーマン・イン・ブラック:エンジェルズ・オブ・デス』は、ハマー・フィルム・プロダクションが、アライアンス・フィルムズとクロス・クリーク・ピクチャーズと提携して製作する模様。第1作でストーリーエディターを務めたジョン・クロッカーが脚本、そしてロイ・リーが製作総指揮を担当するとされているが、監督は未定だ。ストーリーはオリジナル作から40年後が舞台で、田舎町にある不気味な館、イール・マーシュ・ハウスに引越したとある夫婦が主役だという。
ダニエルは以前、『ハリー・ポッター』のイメージから抜け出すことについて、自分が小さい頃から働いてきたため、撮影現場では他の子役たちを守ろうとするあまり甘やかしてしまうと話していて、その原因として自分の育ってきた背景を挙げている。
「僕はキャリア初期に出演した映画の現場で、楽しい時間を過ごしてきた。そういう素晴らしい経験があるから、みんなにも同じように素晴らしい経験ができるようにと、ある種の義務みたいなものを感じてるんだ」、さらに「実生活で僕の後見人となっている子が、この映画で僕の息子役を演じているんだ。だから実際の仲の良さも映画に現れているよ。彼は生まれた時から僕のことを知っているわけだし、すごくかわいいんだ。それに劇中もいい演技をしているよ」と映画に出演するうちの一人がダニエルに非常に近しい人物だと明かしている。
(BANG Media International)
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