テレビ番組で共演することも明らかとなった野原しんのすけと仮面ライダーフォーゼ

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』の完成披露試写会が、25日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、キャラクターや声優陣が出席した。

舞台あいさつには、キャラクターのしんのすけ、みさえ、ひろし、ひまわりと声優陣の矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみが出席。しんのすけが「こんなにたくさん来てくれてありがとう!」と元気にあいさつすると、集まった子どもたちから大きな歓声が上がった。劇場版20周年となる同作に、しんのすけ役の矢島は「20年間、毎週1回アフレコをやっています。これからも続けていけたら」と感慨深げ。ひまわり役のこおろぎが「ひまわりは、ずっと0歳ですけど、私はどんどん年をとってしまって……」と告白すると、矢島は「頑張って生きようね!」と話して会場を笑わせていた。

イベントで、MCを務めていた羽鳥慎一フリーアナウンサーも声優出演しているそうで、「前はコナンくんが友達でしたけど、しんちゃんの映画にアナウンサーとして出てます」とアピールすると、アフレコを見ていたというしんのすけに「まあまあだったね」と肩をたたかれていた。また、サプライズゲストで、仮面ライダーフォーゼが登場する場面も。フォーゼは「映画の完成おめでとう! しんちゃんは、20年もやってて、永遠にヒーローだな」と祝福したが、「しんちゃんを見たら、僕たちの熱い戦いも見て」と、来月公開予定の映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』をちゃっかりPRし、しんのすけに「さらっと宣伝してるじゃーん!」と突っ込まれていた。

劇場版20周年作品となった映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』は、ある日、プリンのことで妹・ひまわりとケンカをしてしまったしんのすけが、ナゾの男に「ひまわり姫をお預かりします」と言われ、渡された紙にサインをしてしまう。その紙は、ひまわりがヒマワリ星の姫にならなければ、地球もヒマワリ姫も消滅してしまうという"宇宙契約書"だった――という宇宙を舞台にしたストーリーで、4月14日から全国公開予定。

左からこおろぎさとみ、ならはしみき、矢島晶子、藤原啓治、羽鳥慎一

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