アルパインは13日、リアシートに座る人のためのディスプレイ「リアビジョン」の新製品を発表した。トヨタ「プリウスα」および「プリウス」専用の天井取付け型と、ヘッドレストへのアーム取付け型がある。4月から全国のアルパイン製品取扱店で販売する。

「PKG-M900V-PRA(モニターオープン時)」

「PKG-M900V-PRA(モニタークローズ時)」

ミニバン向けの印象が強いリアシート用ディスプレイだが、最近ではハイブリッドカー人気を背景に、「プリウスα」および「プリウス」への取付けを希望するユーザーが増えている。リアビジョンの新製品はこの需要に応えるもので、専用の取付けキットによりスマートに天井取付けが可能。また、車種を問わず取り付けできるヘッドレストへのアーム取付け型もラインアップする。

「プリウスα」「プリウス」用はリアシートからの最適な視聴距離を確保すると同時に、ルームミラーの後方視界も確保。また、内装色とマッチする本体カラーを採用している。ディスプレイは9型でバックライトはLED。カーナビと連動するリアビジョンリンクをはじめ、スピーカー、リモコンを装備する。

アーム取付け型は10.1型のディスプレイを採用。大画面で映像を楽しめる。リアビジョンリンクやスピーカーを装備するほか、車内の明るさに応じて輝度を調整するオートディマー機能も採用する。

価格は「プリウスα」専用のPKG-M900V-PRAと「プリウス」専用のPKG-M900V-PRがオープン(専用取付けキットは3万25円)。アーム取付け型のPKG-M1000Vが3万6,960円。