俳優の伊藤淳史が21日、東京・台場のフジテレビで行われた特別番組『チーターよ 大地を駈けろ!~伊藤淳史の南アフリカ感動体験~』(テレビ静岡・フジテレビ系)の記者会見に出席した。

『チーターよ 大地を駈けろ!~伊藤淳史の南アフリカ感動体験~』の記者会見に出席した伊藤淳史 拡大画像を見る

大の動物嫌いという伊藤は触れ合ったチーターについて「猫科と聞いていたけれど、半分騙された感じ。実際に行ったら猫と思うことはこれっぽっちもなくて、衝撃だった」と内心ビクビクだったことを明かした。同作は、毎年3月にテレビ静岡が放送する大自然やそこに暮らす人々を題材にしたドキュメンタリー。2010年サッカーW杯開催で世界中から注目を集めた南アフリカ共和国で、絶滅の危機に瀕する猛獣チーターを支える日本人ボランティアのもとを伊藤が旅人となって訪ねる。

チーターに近づくための心得を教えてもらったという伊藤だが「ビクビクするなと無理難題を言われて、そんなこと無理だと思いながら、平然を装ってチーターのいる柵の中に入っていきました」と恐怖の瞬間を振り返る。それでも現地のボランティアや撮影スタッフが驚くほどチーターが懐いてきたといい「近くに寄ってきて舐めてくれたり、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれたので嬉しかった」と笑顔で、「最後まで猫とは思えなかったけれど、親近感が沸いてきました」とすっかり慣れた様子。

番組ポスターには、伊藤とチーターが寄り添って歩く姿や顔を近づけている姿などが写されているが、「これを見た人全員から合成でしょ?と言われたけれど、一切合成じゃないというのを、まず第一に色々な人に伝えていきたい」と疑惑を一蹴。だが、もう一度チーターと触れ合いたいかと聞かれると「もう一度同じ仕事が来たら動物の種類を変えてもらうか、遠い距離から観察できるような形にしてほしい」と笑わせた。

チーターに超接近!

『チーターよ 大地を駈けろ!~伊藤淳史の南アフリカ感動体験~』(テレビ静岡・フジテレビ系)は3月4日16:05より放送。