スペーシアなど上り特急列車がとうきょうスカイツリー駅(現・業平橋駅)に停車する予定

東武鉄道は3月17日、伊勢崎線業平橋駅の駅名改称と特急列車の停車にともない、伊勢崎線と日光線を中心に一部ダイヤ改正を実施する。同日に野岩鉄道と会津鉄道もダイヤ改正を行い、東武日光駅へ直通運転する「AIZUマウントエクスプレス」が新設される。

業平橋駅は5月の「東京スカイツリータウン」グランドオープンを前に、今回のダイヤ改正で駅名を「とうきょうスカイツリー」に改称。特急スペーシアや特急「りょうもう」をはじめ、上り特急列車の全列車が停車するようになる(JR相互直通列車は除く)。下り特急列車は「きぬ117号」「きぬ119号」「きぬ121号」「きぬ123号」の4本が停車する。

現在、東武線の鬼怒川温泉駅より、野岩鉄道、会津鉄道を経由してJR線の会津若松駅まで(一部列車は喜多方駅まで)運転される「AIZUマウントエクスプレス」については、既存の列車に加えて東武日光駅発着の列車を1往復新設。「AIZU尾瀬エクスプレス」と合わせ、会津若松方面から東武線への直通列車は1日4往復となる。

東武日光行の「AIZUマウントエクスプレス」は会津若松駅を8時に発車。折り返しの列車は東武日光駅を11時35分に発車する。どちらも鬼怒川温泉駅で特急スペーシアとの接続が図られる。

なお、会津鉄道のダイヤ改正では、「お座トロ展望列車」で土休日に運転される列車と、発車時刻の近い定期列車が統合されることに。さらに、極端に利用の少ない早朝と深夜の定期列車5本を廃止し、土休日に利用が落ちる定期列車2本を平日のみの運転にするとのこと。