平成筑豊鉄道(福岡県)は3月17日、伊田線、糸田線、田川線でダイヤ改正を実施する。平日と土曜・休日が別ダイヤとなるほか、直方~田川後藤寺間の列車が再び運転される。

平成筑豊鉄道の新型車両400型

同社は福岡県の筑豊地域で3路線を営業する。現在、伊田線(直方~田川伊田間)と田川線(田川伊田~行橋間)を直通する列車が多く設定される一方、糸田線は全列車金田~田川後藤寺間の折り返し運転となっていた。

今回のダイヤ改正では、平日と土曜・休日を別ダイヤとし、利用者の少ない時間帯の列車を運転取りやめにするなど、利用状況に合わせたダイヤに。直方~田川後藤寺間の直通列車も再び設定され、上下合わせて平日は11本、土曜・休日は19本、日中を中心に運転される。

一方、伊田線金田~田川伊田間では、平日に計21本、土曜・休日に計45本を減便する。また、田川線では朝と夜間を除き、崎山・犀川~行橋間の列車の多くが廃止に。これにより、犀川~行橋間の運転本数は平日計20本、土曜・休日計34本の減便となる。

現在計画中の時刻表は、平成筑豊鉄道の「平成24年3月17日(土)ダイヤ改正について」のページからも確認できる。正確な時刻については2月下旬に配布される時刻表で発表されるとのこと。