最終巻「ピンポン ピンポンへの道」 |
松本大洋「ピンポン ピンポンへの道」が発売された。表紙イラストを描き下ろしに差し替え再編集されたコンビニ廉価版の最終巻だ。
「ピンポン」は、幼いころから一緒に卓球をやってきた少年2人の関係性を描いたスポーツマンガ。神奈川県藤沢周辺の高校を舞台に、インターハイ優勝を目指して卓球部員たちが切磋琢磨する青春劇だ。週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）で1996年から1997年にかけて連載され、単行本は全5巻が発売されている。
なお大洋は月刊IKKI（小学館）にて最新作「Sunny」を連載中。親元で暮らせない子供を預ける施設「星の子学園」を舞台にした少年たちの日常を描いている。自身の少年期を作品に重ね、実体験をストーリーに盛り込んだ意欲作だ。単行本1巻は通常版に加え、ヨーヨーが付属する限定版も発売中。限定版は大洋描き下ろしの教本付きだ。