オンライン生活は、3D変換ボックス「3DBox-6001」を発売した。メーカー希望小売価格は19,800円となっている。

「3DBox-6001」は価格も安め(実勢価格13,800円前後)なので、今持っているテレビで3D映像を試してみたいという人には、面白い選択肢となりそうだ

3DBox-6001は、本機を通して再生機器とテレビをHDMIで接続することで、通常の2D専用テレビでも3D映像を視聴できるようにするアダプター。テレビに内蔵されているチューナーの映像を3D化することはできない。入力できる信号は、480p/576p/720p/1080i/1080pで、出力信号は720p/1080pだ。本体サイズはW125×D92×H31mmで、重量は187g。

対応している方式はサイドバイサイドのみで、ブルーレイ3Dが採用しているフレームシーケンシャル方式は利用できない。しかし、「BS11」や「スカパー!HD」などの3D放送が採用しているのはサイドバイサイド方式なので、とにかく3D放送を自宅で体験してみたいという人にとっては、手軽な選択肢となるだろう。

パッケージには本体のほかに専用メガネ×2本、接続用HDMIケーブル×2本、ACアダプター、リモコンなどが付属しており、特にオプションを用意することなく、3D放送を体験することができる。メガネは偏光方式や液晶シャッター方式ではなく、左右に別々の色のレンズが用いられているタイプだ。かつての2色メガネによる3Dでは、実際に見える映像はモノクロになっていたが、3DBox-6001ではカラーで表示される。なお、同社によると、メガネの色は立体視を実現するためにあるだけで、ソースの色に対しては影響を与えないとのことだ。