テックは18日、3D映像の再生やAndroidアプリの実行に対応するネットワークメディアプレイヤー「HD900B」を発表した。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は19,800円前後と見られる。

3D映像や7.1chオーディオの再生にも対応するネットワークメディアプレイヤー「HD900B」

本体内に最大3TBまでのSATA HDDを内蔵可能で、NASとしても利用できる

HD900Bはさまざまな形式の映像、音声、静止画の再生に対応するネットワークメディアプレイヤーだ(利用できるメディアファイルの形式は下表の通り)。3D映像の再生にも対応するほか、7.1chのマルチチャンネルオーディオの再生にも対応する。なお、DTCP-IPには対応しておらず、著作権保護されたコンテンツの再生は不可能だ。

対応映像コーデック MPEG1/2/4、WMV9/VC1、DivX、H.264、AVC、RM/RMVB、SWF
対応映像フォーマット MTS、M2TS、TS、TP、MKV、AVI、WMV、MPG、MOVVOB、MP4、FLV、IFO、BD-ISO、BDMV、DVD-ISO、DATRM/RMVB、SWF、MVC
対応3D映像方式 Side-by-Side、Top-and-Bottom、Frame Packing
対応音声コーデック MPEG LAYER1/2/3、LPCM、PCM、FLAC、AAC、AC3、DTS、DTS-HD
対応音声フォーマット APE、FLAC、MP3、WAV(PCM/DTS)、OGG、AAC、DTS、DTS-MDMA(pass-through)、Dolby TrueHD(pass-through)、Dolby Digital、Dolby Digital Plus
対応画像形式 JPG、BMP、GIF、TIFF

本体内にはストレージ収納用スペースが設けられており、SATAタイプのHDD(最大3TB)を内蔵できる。OSはAndroidとLinuxのデュアルブートとなっており、Androidアプリのインストールが可能なほか、NASとしても利用可能だ。USBポート×2基と、SD/SDHCカード対応のメモリカードスロットを1基搭載しており、マスストレージデバイスやリムーバブルメディアからの再生も可能だ。出力インタフェースはHDMI(1.4)×1系統、コンポーネント×1系統、コンポジット×1系統、光/同軸デジタル音声×各1系統、アナログ音声×1系統を装備する。なお、ネットワーク接続は有線LAN(1000BASE-T対応)で行う。

本体サイズは、W226×D180×H50mm。製品にはACアダプター、HDMIケーブル、コンポジットケーブル 、リモコン、SATAケーブルなどが付属する。