NetBeans IDE

NetBeansチームは7月27日(米国時間)、NetBeans IDEを定期的に活用しているアクティブユーザの数が100万人に到達したことを発表した。NetBeans IDEはJavaで開発された統合開発環境。当初はJava専用の統合開発環境とされていたが、以後ほかの言語もサポートに加え、さまざまなプログラミング言語に対応した統合開発環境となっている。

NetBeans IDEはSun Microsystemsの時代からEclipse IDEと並ぶ重要な統合開発環境としてさまざまな開発者に活用されてきた。SunがOracleに買収された後は、OracleがNetBeans IDEを重要なプラットフォームであるとし開発を継続している。

これまでさまざまなプログラミング言語をサポートするなど、対応する言語の幅を広げてきたNetBeansだが、最新のNetBeans IDEは最近の傾向とは異なり、初期のころのように特にJavaプラットフォームの対応を強化したものになっている。OracleはNetBeans IDEをJavaを活用するための重要なプラットフォームと位置付けており、Javaの最新機能をいち早く利用できる統合開発環境へ方向性がシフトしつつある。最新版にはJava SE 7対応機能がいくつも搭載されている。