ユニデンは12日、液晶レビ「TL22DX3」を発表した。発売は7月中旬より。TL22DX3は、既存製品TL20DX11の後継機種。TL20DX11と同様に、ホテルや病院などを中心とした法人向けモデルとなっており、個人ユーザーへの販売は行われない。パネルの画素数は1920×1080。バックライトにはLEDを採用する。サイズを22V型にしたのは、ホテルや病院などで設置できる現実的なサイズとのこと(これより大きなサイズになると、設置できる場所が限定される)。本体サイズは524(W)×400(H)×188(D)mmで、質量は約5.1kg(スタンド込み)。上10度/下5度/左右各25度のチルト/スイーベル機能も採用している。

22V型のフルハイビジョン液晶テレビ「TL22DX3」。デジタル3波チューナー、CEC対応、DLNAクライアント搭載など、高スペック

搭載しているチューナーは、地上/BS/110°デジタルと、地上アナログ。データ放送にも対応している。入力端子は、HDMI×1/D端子×1/ビデオ入力×2/PC入力×1。HDMI端子は1系統のみとなっているが、これは法人向けモデルという性格のため。HDMI端子は、CECに対応しており、TL22DX3の操作に連動して、対応機器をコントロールすることが可能だ。また、DTCP-IPに対応したDLNAクライアント機能も搭載。デジタルレコーダーに録画した番組や、PC、NASなどに保存されているコンテンツをネットワーク経由で再生することが可能だ。

同社によると、TL22DX3はあくまで法人向けモデルだが、問い合わせが多ければ、ユニデンダイレクト(同社の公式ショッピングサイト)での取り扱いも検討する可能性はあるとのことだ。